珍しいピアス部位特集

ボディピアスといえば耳やへそを思い浮かべる方が多いですが、実は世の中にはもっと多くの部位にピアスを楽しむ人がいます。
特に「他の人とかぶらない部位にピアスを開けたい」「もっと個性を出したい」という方には、珍しい部位のピアスに興味を持つ人も少なくありません。
この記事では顔や口元にある珍しいピアス部位を一覧で紹介しながら、それぞれの部位の特徴やどんな印象を与えるのかをわかりやすく解説していきます。
「次はどこにピアスを開けようか」と考えている方や、珍しい部位のピアスについて知りたい方は、ぜひ参考にしてみてください♪
顔のピアス
【メデューサ】

メデューサピアスは、上唇の中央、鼻と唇の間にあるくぼみ(人中)に開けるピアスのことです。
正面から見たときに口元にアクセントがつき、口付近のピアスの中でも特に目立つ位置にあるのが特徴です。
名前の由来はギリシャ神話の怪物「メデューサ」からきており、独特な雰囲気とインパクトを持つ部位として知られています。
メデューサピアスは顔の中心付近に位置するため、クールで個性的な印象を与えたい人に人気があります。小ぶりなスタッドピアスを使えば上品さを出すこともでき、逆にジェム付きやデザイン性の高いピアスを選ぶことで存在感を強調することも可能です。
メイクとの相性も良く、リップメイクや鼻ピアスと組み合わせてバランスを取る人も多い部位です。
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【チーク】

チークピアスは頬(えくぼ部分)に開けるピアスのことです。
笑ったときにできるえくぼの位置に合わせて開けることが多く、笑顔を引き立てるアクセントになるのが特徴です。
他のピアスに比べて目立つ位置にあり、見た目のインパクトが強いため、「個性を出したい」「人と被らないピアスをつけたい」という人に人気があります。
チークピアスは顔の側面に位置するため、可愛らしさとインパクトを両立できる部位です。小さめのスタッドでさりげなく見せることも、大きめのジェムでしっかり主張することもできます。
笑顔のときにピアスが動き、視線を集めやすいため、ファッションのアクセントとしても◎
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【ブリッジ】

ブリッジピアスは目と目の間の鼻の付け根部分(鼻根部)に水平に開けるピアスのことを指します。
顔の中心付近に位置するため、見た目のインパクトが強く、一目で個性を演出できる部位として知られています。
目元の印象を引き締め、シャープでクールな雰囲気を与えられるピアスです。
ブリッジピアスは、顔の中心に水平に入るラインがアクセントとなり、他にはない存在感と個性を出すことができます。
顔の左右のバランスを整えたり、目元を引き締めて見せたりできるため、ファッションやメイクとの組み合わせでさまざまな印象を楽しめる部位です。
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【モンロー・マドンナ】
モンロー・マドンナピアスは、上唇の左右どちらか、口角付近の頬側に開けるピアスのことです。左側に開けると「モンロー」、右側に開けると「マドンナ」と呼ばれ、これは女優マリリン・モンローと歌手マドンナが同じ位置にほくろを持っていたことが由来になっています。
口元に小さなアクセントを加えることができ、遠目にはほくろのように見えるため、さりげなく個性を出したい人にも人気の部位です。
モンロー・マドンナピアスは口元に視線を集めやすく、フェミニンさや色気をプラスできるのが特徴です。小さめのジェム付きスタッドをつけると可愛らしい印象に、大きめのピアスにするとアクセントが強調され、ファッションやメイクと合わせて印象を変えられる楽しさがあります。
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耳のピアス
【バーティカルトラガス】
バーティカルトラガスは、耳の穴の前にある小さな突起(トラガス)を縦方向に貫通させるピアスです。
通常のトラガスピアスは横向きに開けるのが一般的ですが、バーティカル(垂直)は珍しい向きで開けるため、他の人と被らない個性を出せる部位として知られています。
バーティカルトラガスは耳元のアクセントとして目立ちすぎず、それでいて「よく見ると個性的」という印象を与えることができます。縦向きのバーベルやカーブバーベルを使うことが多く、角度によって見え方が変わるのも魅力のひとつです。
複数の耳ピアスとの相性も良く、耳のカスタマイズ感を出したい方や、細かいこだわりを耳元に加えたい方におすすめです。
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【アンチトラガス】

アンチトラガスピアスは、耳たぶのすぐ上、トラガス(耳の穴前の突起)の反対側に位置する軟骨部分に開けるピアスです。
トラガスと向かい合う位置に開けることから「アンチ(反対の)」トラガスと呼ばれています。
耳の外側ラインに近い位置にあるため、耳の輪郭に沿った形でアクセントを加えられるのが特徴です。
アンチトラガスは正面や横から見ても見える位置にありながら、耳元全体のバランスを崩さず自然に個性を出せる部位です。小ぶりなボールやジェムのスタッドピアスをつけることが多く、耳たぶピアスやインナーコンクピアスなどとの組み合わせもしやすいため、耳のカスタマイズを楽しみたい方に向いています。
「さりげなく個性を出したい」「耳元にちょっとしたアクセントを加えたい」という方におすすめです。
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【スナッグ】

スナッグは、耳の内側の軟骨部分(耳の縁の少し内側)を縦方向に貫通させるピアスのことです。
軟骨の中でも比較的厚みのある部分に開けるため、独特の見た目が特徴です。
他の耳ピアスと被ることが少なく、耳元のカスタマイズ感を出したい方に人気があります。
スナッグは縦に通るバーが視覚的なアクセントとなり、シャープで個性的な印象を与えます。シンプルなストレートバーベルでも十分存在感があり、耳のラインを引き締めて見せることが可能です。
複数の耳ピアスをつけている方でも「他とは違う位置にピアスを追加したい」という時に選ばれることが多く、耳元のバランスを考えて配置すると全体の印象が引き締まります。
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口のピアス
【バーティカルリップ】

バーティカルリップは、下唇を縦方向に貫通させるピアスのことを指します。
唇の中央あたりに上から下へストレートバーベルを通す形が特徴で、通常のリップピアスのように口の中を通過せず、貫通部分が上下に見えるのが大きな特徴です。
口元にアクセントを加えたい方や、他のリップピアスと違う個性を出したい方に人気のある部位です。
バーティカルリップは唇の中央に縦のラインを作るため、クールでシャープな印象を与えることができます。
小さめのジェム付きボールを使用すればフェミニンさも残せますし、大きめのボールやブラック系のカラーを選べばストリート感やゴシック感のあるスタイルにも馴染みます。
リップメイクと合わせることでさらに印象を引き立てられるのも魅力です。
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【スクランパー】

スクランパーピアスは、上唇の裏側にある上唇小帯(上唇と歯茎をつなぐ筋)に開けるピアスです。
「スマイリー」と呼ばれることもあり、通常は口を閉じていると見えず、笑った時や唇をめくった時にピアスが見えるのが特徴です。
隠れピアスとして楽しめる部位であり、目立ちすぎず個性を出せるピアスを探している方に人気があります。
普段は見えない位置にあるため、ピアスが見えるのは笑った時や話している時だけになります。「笑った時だけ見える」という特別感があり、控えめながら個性を出せるのが魅力です。
小さなリングやビーズリングを使用することが多く、口元を大きく開いた時にピアスがチラッと見えるのが可愛いポイントになります。
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まとめ
耳やへそだけがボディピアスのすべてではなく、世の中には多種多様な部位にピアスを楽しむ文化があります。今回紹介したメデューサ、チーク、ブリッジ、モンロー・マドンナ、バーティカルトラガス、アンチトラガス、スナッグ、バーティカルリップ、スクランパーなどの珍しい部位は、それぞれの位置にしかない魅力と個性を持っています。
珍しい部位のピアスは、人と被らないファッションを楽しめるだけでなく、自分らしさやスタイルを表現する手段のひとつにもなります。
しかし、その一方で、痛みやケア、排除反応など注意が必要な点もあり、知識と準備が欠かせません。
ピアススタジオ選びやアフターケアをしっかり行うことで、長く安全に楽しむことができます。
「次はどこに開けようかな」と考えている方は、ぜひ今回の記事を参考にしながら、自分のライフスタイルやファッションに合う部位を探してみてください。珍しい部位だからこそ得られる特別感と、自分だけのアクセントを楽しんでみるのも素敵な選択肢です。











