ピアスを着けたいのにうまく入らない!と困ったことはありませんか?
ピアスホールが塞がりかけてしまうことは、珍しいことではありません。
ピアスが入らないから、もうピアスは着けられない…
と考える人もいるかもしれませんが、諦めるのはまだ早いです!
今回は入らないピアスホールにピアスを入れる方法とコツをお話するので、ぜひお試しください!
傷みや出血なく、ピアスホール復活を目指しましょう!
入らないピアスを通す方法
入らないピアスを入れる方法は、
- 手をきれいに洗う
- 濡れた指でホールを優しくマッサージする
- 軟膏を塗って滑りをよくする
- 安定しているなら、耳たぶを引っ張りながらゆっくりピアスを入れる
- 安定していなければ、ピアスホールの後ろにやさしく指を当て、ホールがずれないように固定し、ゆっくりピアスを入れる
です。
ポイントは、できるだけ滑りを良くすること!
滑りが悪いと摩擦が生じ、ピアスが入りにくく痛みが生じやすいためです。
それぞれの項目を、もう少し分かりやすく説明します。
1.手をきれいに洗う
まずは石鹸でキレイに手を洗いましょう。
汚れた手でピアスホールを触ると、感染症などのトラブルの原因となりますので、必ず清潔な手で行います。
2.濡れた指でホールを優しくマッサージする
清潔に手を洗った後、濡れた指でホールをつまみ、優しくマッサージをします。
指についた水がホールに入ることで、ピアスの通りをよくする効果が期待できます。マッサージは10秒から20秒ほど行います。
3.軟膏を塗って滑りを良くする
市販の軟膏やワセリンを、ピアス軸とホール両方に塗ります。
潤滑油代わりとなって、ピアスの滑りがよくなります。
4.耳たぶを引っ張りながら、ゆっくりピアスを入れる
耳たぶを軽く引っ張るとホールが開き、ピアスが通りやすくなります。
斜めに刺さないように、ゆっくりピアスを入れていきましょう。もしも痛みが出たら、我慢せずに中断して2の工程に戻ります。
5.安定していなければ、ピアスホールの後ろにやさしく指を当てホールがずれないように固定し、ゆっくりピアスを入れる
安定していないホールを4.のように引っ張るのは絶対NG!
ただでさえピアスの通り道がしっかりできていないので、ピアスホール以外の場所を突き刺してしまいます。
安定していなければ、ピアスホールの後ろにやさしく指を当てホールがずれないように固定し、ゆっくりピアスを入れましょう。
先端が入ったら、無理やり押すのではなく、指先でつつくくらいの軽い力で、ピアスの通り道を探します。
軽い力でピアスが進む箇所が、本来のピアスホールなので、正しい角度を見つけたら少しだけ力を強めて押し進めるのを繰り返します。
ピアスを入れやすくするコツ
焦らない!まずは落ち着く
ピアスが入らないと焦ってしまうかもしれませんが、焦ってもピアスホールは復活しませんし、冷静さを欠くと判断力も落ちます。
間違えた方法でピアスを入れると、痛みや出血、最悪ピアスホールのトラブルに繋がるので、ピアスが入らなくても、まずは落ち着きましょう。
入れるピアスは細くて、先が丸いものを選ぶ
ピアスは、できるだけ軸が細くて先端が丸いものを選びましょう。
細い軸のピアスは塞がりかけのホールにも入りやすく、軸の先端が丸いピアスは、ホールを傷つけるリスクが少ないことが理由です。
太い軸や、軸の先が平坦なピアスは痛みや出血の原因となりやすいため、ピアスホールが完全に復活するまで控えて下さい。
また素材は、肌に優しい金属アレルギー対応のピアスがおすすめ。
おすすめピアス
後ろから入れてみる
前からピアスを入れても通らない場合、後ろから入れてみると意外とすんなり入ることがあります。
貫通しなくてもいいので裏側からピアスを入れたら一度抜き、改めて表側から入れてみてください。先ほどよりもスムーズに入るはずです。
裏側のホール位置がわからない場合は、無理に行う必要はありません。
お風呂上りに挑戦する
入浴後は、蒸気と温度で筋肉がゆるんでいるので耳たぶも普段より柔らかくなっています。
このタイミングはピアスホールが開きやすく、ピアスを入れやすいのでオススメです。
また、入浴後なので清潔な状態で挑戦できるというところもメリット。
ピアスが入らない時のNG行動
ピアスが入らないからといって、間違った行動をとると思わぬ炎症や化膿に繋がることがあります。
以下の行動はしないようにしましょう
安全ピンや爪楊枝を入れる
ピアスが入らない時の対処法として、安全ピンや爪楊枝を入れる方がいますが、とても危険な行為なので絶対にやめて下さい。
安全ピンも爪楊枝も、いくら消毒をしてもピアス専用の器具ではないので、衛生的に不安なうえ、安全ピンや爪楊枝のほうがピアスより太い場合が多いので、ホールに入るということは基本的にないでしょう。
感染症の原因になったり、ホールを傷つける原因となったりすることがあるため、専用器具以外をピアスホールに刺すのはやめましょう。
無理やり入れる
なかなか通らなくても、決して無理やりピアスを入れてはいけません。
無理やりピアスを入れる行為はホールにダメージを与え、炎症や化膿というトラブルに発展する危険性が高いです。
途中で痛み・出血が出たら一旦中断し、まずは痛みと出血が治まるのを待ちます。
それでもピアスが入らないときは
どうしてもピアスが入らないという場合、ホールが完全に塞がってしまっている可能性が高いです。
そんな時の対処法を3つ、ご紹介します。
イヤリングで過ごす
近頃は可愛いイヤリングも多数販売されていますよね。
ピアスが完全に塞がってしまった場合、これを機にイヤリング派にシフトするのもおすすめです。
また、イヤリングコンバーターという、ピアスをイヤリングに変換するアイテムを使えば、今まで使っていたピアスをイヤリングとして使うことができます。
イヤリングコンバーターについては、こちらの記事で詳しく紹介しているので、興味がある方はご覧ください。
ピアスホールを開け直す
やっぱりもう一度ピアスをつけたい!という方は、ピアスホールを開け直しましょう。
なお、塞がってしまったピアスホールと全く同じ位置に開け直す行為は、しこりになりやすくトラブルになる可能性が大です。
新しくピアスを開ける際の位置は、塞がってしまった位置からほんの少しでもいいのでズラすようにしてください。
病院を受診する
いつまでもジクジクとした痛みがあったり、しこりになってしまったり、といった場合は病院を受診するようにしましょう。
受診する病院は皮膚科でOKです。
ピアスが塞がらないよう、普段から注意しよう
ピアスが入らなくなる原因は、「ピアスを外したままにしていた」からです。
ピアスホールの状態や個人の体質によっては、数時間外しているだけでホールは塞がりかけてしまいます。ピアスホールを塞ぎたくない人は長時間ピアスを外さないようにすることが大切です。
職場や学校でピアスが禁止されている場合は、透明ピアスなど目立ちにくいピアスをつけることをおすすめします。
おすすめ透明ピアス
まとめ
ここまで、入らないピアスを入れる方法をご紹介してきましたが、いかがだったでしょうか?
長期間ピアスを外していると、ピアスが入りづらくなってしまいます。
もしもピアスが入らなくなってしまった時は、無理にピアスを入れるのではなく、落ち着いて今回紹介した方法を試してみて下さい。
また、ピアスホールが塞がらないように普段から工夫して生活することも大切です。
あなたのピアスホールが、無事に復活することを願っています!