せっかく開けたピアスホール。
早くファーストピアスを外して可愛いピアスを着けたい
職場や学校の都合で透明のピアスに付け替えたい
という方は多いのではないでしょうか?
そこで今回は、まだ安定していないのにピアスを入れ替えるリスクについてや、自分のピアスホールが安定しているかどうかの確認方法などを解説していきます!ピアス初心者の方必見です!
ファーストピアスの役割
ファーストピアスとは
ファーストピアスとは、
✔️腫れが出た場合にも埋まることがないサイズの、
✔️つけっぱなしにしておけるピアスのことを言います。
ファーストピアス専用 というわけではなくても、上記の3点をクリアしているピアスを【ファーストピアス】として使うことができます。
ファーストピアス選びを間違うと
条件を満たしていないピアスをファーストピアスとして使うと、トラブルの元となってしまうので注意が必要です。
軸がアレルギーを起こしやすい素材でできている場合
軸がアレルギーを起こしやすい素材でできているピアスは、着けっぱなしに適していません。
着用しているうちに金属が溶け出し、体内に入り込むことでアレルギーのリスクが増し、運良くアレルギーにならなかったとしても傷口の治癒に影響します。
また、カラー物のピアスを着用したい場合は、PVDコーティングのピアスを使用するのがおすすめです。
金属アレルギーについてはこちらの記事で詳しくご紹介しているので、気になる方はご覧くださいね。
軸が樹脂でできている場合
樹脂でできているピアスは、一見金属アレルギーになりにくく安全に感じますが、ピアス本体に傷がつきやすく、汚れを蓄積させてしまうので不衛生になり、膿んでしまう原因になってしまいます。
ピアスの安定には清潔に保つことが何よりも大事なので、できる限り樹脂製のピアスをファーストピアスに使うのは控えましょう。
透明ピアスを着用したい場合は、ガラス製がおすすめです。
軸の長さが足りない場合
軸の長さが短いピアスをファーストピアスとして使ってしまうと、腫れが強く出た場合に長さが足りず強い痛みを伴います。
キャッチやトップのモチーフ部分が埋まってしまい、最悪の場合切開して取り出さなければならない場合も…。
安定したかどうか確かめる方法
安定したらピアスを入れ替えられるのは分かっていても、何が安定なのかよく分からないという場合もあるかと思います。
安定とは
安定の基準
自分のピアスホールが安定したか確認する方法は大きく分けて3つあります。
ピアスの軸部分を前後に動かしても痛みや違和感がない
ピアスを前後に動かして痛みがある場合は、ピアスホール内の皮膚がしっかり治っていない証拠。
ピアスを入れ替えた拍子に皮膚に傷が付いたり剥がれることにより出血してしまい、さらに安定に時間がかかってしまうのでピアスを入れ替えるのは控えましょう。
やむを得ない事情でピアスの着脱をする場合は、ゆっくり慎重に行ってくださいね。
血液や滲出液等の分泌物が出ていない。
傷が治る過程で液体が傷口から出てきます。
この液体がまだ出ていたり、いつのまにか出た後に塊になって付着するような状態であれば、痛みがなくてもまだ傷が治りきっていません。
前後共に、赤みや腫れが全く出ていない。
赤みや腫れがある場合も安定していないと言えるでしょう。また、ピアスホールを開けて数ヶ月経っても腫れが引いていない場合は、治っていないというよりもトラブルが起きている可能性が高いので、ホールの状態を今一度確認してみましょう。
安定していなかったら
トラガスが安定してロブがひとつも安定しないという謎の現象 ピアス変えられませんがな pic.twitter.com/VvwBg3wZPk
— みどりこ🦩🌱 (@midorico78cosme) October 21, 2021
自分のホールが安定していなかった場合、ピアスを毎日のように付け替えるのは控えた方が無難です。
赤みが出たり腫れが出るだけではなく、肉芽腫ができることもあります。
肉芽ができてしまうと治りに時間がかかり、耳が変形してしまうリスク等もあります。
安定させやすくなるアフターケアについてはこちらの記事で紹介しています。
セカンドピアスについて
どうしてもピアスを付け替えないと行けない場合、治り具合にもよりますが、一度だけセカンドピアスに付け替える程度なら可能な場合があります。
セカンドピアスとは
セカンドピアスとは、名前の通りファーストピアスの次に着用するピアスです。ファーストピアス同様に付けっぱなしにして過ごすと良いでしょう。
数ヶ月前に開けたボディピアス、やっとセカンドピアスに付け替えた
付け替える時ちょっと怖かったw pic.twitter.com/PjTnb9fNLP— ゆき😷 (@yuki__korerisu) October 9, 2023
セカンドピアスとして金属のピアスを着けたい場合
金属のピアスを着けたい場合は、セカンドピアスであっても、ファーストピアス同様に素材にしっかりこだわりましょう。
軸部分はサージカルステンレスかチタン製のものを選ぶのがおすすめです。
セカンドピアスとして透明ピアスを着けたい場合
まだ少し安定が足りないピアスホールに透明ピアスを着用したい場合は、樹脂製のものを使わず、ガラス製のものを使い、前述の通り付けっぱなしで過ごしましょう。
樹脂製の透明ピアスでは吸収してしまいがちな汚れを、ガラス製では弾くことができ、衛生的な為付けっぱなしに適していると言えます。
又、軸部分のステンレスでできており、目に見えるキャッチ部分だけ透明なタイプのピアスもおすすめです。
まとめ
いかがでしたか?
安定していない場合でも、セカンドピアスとして付け替えることができる場合もあるので、
丁寧なケアをしながらピアスホールを治して綺麗なホールを完成させていきましょう。
軟骨ピアスの腫れが治らない場合の対処法はこちらでも紹介しているので、良ければご覧くださいね♪