ピアスを開けたい!と思う人がいるように、開いているピアスを塞ごうか考えている、という人も意外と多くいます。
しかし塞ぐことが頭をよぎると
「塞いだ後でやっぱり開けたくなったりしないかな?」「ホールはきれいに塞がるかな?」
と、心配や不安が生まれるかもしれません。
そこで今回はピアスを塞ぐことについてお話します。
塞いでから後悔…なんてことがないように、ピアスを塞ごうか悩んでいる方はぜひ最後までお読みください!
ピアスを塞ぐ前に
本当に後悔しないか考える
- 仕事やアルバイトでピアスが禁止されている
- ピアスの位置を間違えてしまった
- ピアスの数を減らしたい
- 金属アレルギーを発症した
- ピアスに飽きてしまった
など、さまざまな理由でピアスを塞ぐことが頭をよぎるかもしれません。
しかし、塞いだ後で「やっぱりもう一度ピアスをつけたい!」と思っても、全く同じ場所にピアスホールを開けることはできないので、塞ぐ際は本当に後悔しないかをしっかり考えてからにしましょう。
本当にピアスを塞いでも後悔しないかをイメージしやすくするために、まずは透明ピアスをつけてしばらく過ごしてみるのもおすすめです。
おすすめ透明ピアス
跡が残ることは覚悟する
ピアスホールを塞いでも、ピアス跡は必ず残ると考えましょう。
開けたてのピアスホールの場合はきれいになる可能性もありますが、基本的には多少なりとも残るのが普通です。
また、ピアスをつけていた期間が長ければ長いほど跡も残りやすくなります。
ピアスを塞いだあとにショックを受けることがないように、ピアスは塞いでも跡が残るとあらかじめ心に留めておくようにしてください。
ピアスを塞ぐ方法
ピアスを塞ぐ方法は「自然治癒」と「病院での手術」の2つの方法があります。
自然治癒でピアスを塞ぐ
- ピアスホールのサイズが大きくない人
- 最悪跡が残ってもそこまで気にならない人
- できるだけお金をかけたくない人
上記のような人は自然治癒でピアスホールを塞ぐのがおすすめです。
「自然治癒」とは、ホールにピアスを付けずにそのまま放置し、塞がるのを待つ方法です。
費用が一切かからないのでピアスを塞いだことのある人のほとんどが、この自然治癒で塞いだと答えています。
しかし、自然治癒はピアスホールの状況などによっては目立つ跡が残る可能性があります。
跡は時間が経つとともに薄くなることがほとんどですが、「目立つ跡が残るかもしれない」ということは頭に入れておきましょう。
できるだけ跡を残さないようにするためにも、塞いでいる最中は毎日洗浄するようにしてください。
洗浄方法は簡単で、毎日お風呂で泡立てた石鹸をピアスホールに乗せたあと、シャワーを使って丁寧に洗すだけでOK。
少しの手間で塞がる期間やその後の見た目に差が出ることもあるので、完全に塞がるまではアフターケアを継続してください。
手術してピアスを塞ぐ
- ピアスホールのサイズが大きい人
- できるだけピアスを塞いだ跡を残したくない人
- 自然治癒では上手く塞がらなかった人
上記のような人は病院でお医者さんに相談するのがおすすめです。
「手術」とは病院で手術を受けて、ピアスホールを塞ぐ方法です。
費用はかかってしまいますが、自然治癒では塞がらない拡張後の大きなピアスホールでも塞ぐことができます。
手術は基本的にホールを糸で縫い、抜糸するという方法で行われます。
費用はホールの大きさによっても変わりますが2万~3万円ほどが相場のようです。
手術をすれば小さなピアスホールならきれいに塞がることがほとんどのようですが、拡張した大きなピアスホールの場合は跡が残ることもあります。
また、ピアスの重みで垂れ下がってしまったピアスホールや、拡張して自然治癒では塞がらないピアスホールも手術なら修復可能です。
手術を受けられる病院は美容皮膚科や形成外科などですが、病院によってはピアスを塞ぐ手術はやっていない場合もあるので、事前に確認を取ってから病院に足を運びましょう。
ピアスが塞がるまでの期間
自然治癒の場合
自然治癒の場合は、半年から1年ほどで塞がることが多いです。
ピアスを開けた直後など、ピアスホールが完成する前なら1日~3日ほどで塞がることも珍しくありません。
手術した場合
手術の場合は、基本的には3か月から半年ほどで塞がります。
術後1週間ほどで抜糸を行い、3ヶ月くらいすれば腫れや痛みも引いてくるのが一般的です。
ラージゲージや耳が厚い方でも半年ほどでホールを塞ぐことが可能です。
ピアスが塞がる期間は個人差がある
ピアスが完全に塞がる期間は、ピアスが開いていた期間の長さ・塞ぎ方・本人の治癒力によって大きく変わってきます。
3日放置しただけでピアスが塞がってしまった人がいる一方、10年経ってもピアスが塞がらない人も珍しくありません。
急いで塞ぎたい、確実に塞ぎたいという場合には、病院に行くことをおすすめします。
ピアスを塞いでトラブルになったら
ピアスを塞ぐことで、トラブルに発展するケースもあります。
一番多いのは、ピアスを塞いだ部分がしこりになってしまうというトラブルです。
しかしこれは、ピアスにより傷ついた皮膚や細胞が硬化したことにより発生している場合がほとんどで、時間はかかるかもしれませんが基本的には放置していれば自然と治ります。
初期のしこりはそこまで心配する必要ありませんが、もしも痛みや発熱、膿が出るなどの症状が現れたら、皮膚科を受信するようにしましょう。
ピアスのしこりについては、こちらの記事で詳しくお話しているので興味があればご覧ください。
ピアスホールは計画的に
ここまでピアスを塞ぐ方法をご紹介してきましたがいかがでしょうか。
ピアスホールは自然治癒・手術、2つの方法で塞ぐことが可能です。
しかしピアスを塞いだ後は、同じ場所にピアスを開けることは出来ませんし、跡が残る可能性が高いです。
まずは、できるだけピアスを塞がなくていいようピアッシングは計画的に行いましょう。
また、どうしても塞ぎたいという状況でも、本当に後悔しないかよく考えてから塞いでくださいね。
ピアスは一度開けてしまったら完全に元の耳の状態には戻りません。
ピアスホールは開けるのも塞ぐのも、計画的に行いましょう。