2つのピアスホールを1つのピアスで繋げる「インダストリアルピアス」をご存知ですか?
インダストリアルピアスはセルフピアッシングが難しく、また開けた後もトラブルが多い部位なので
「インダストリアルピアスを開けたいけど、ちゃんとできるか心配…」と
インダストリアルピアスを開けることすらためらってしまう人も少なくありません。
そこで今回は、開け方・アフターケア方法・よくあるトラブルの例など、インダストリアルピアスについての情報を深掘りしていきたいと思います。
インダストリアルピアスって何?という方や、
開ける前に揃えるべきアイテムはこちらの記事からご覧くださいね。

ニードルかピアッサーか
インダストリアルを開ける際、ニードルを使うべきかピアッサーを使うべきか、迷っている方も多いのではないでしょうか?
結論から申し上げますと、インダストリアルを開ける場合はニードルを使用してください。
インダストリアルは開ける角度が重要になってくる部位なので、角度の調整が可能なニードルを使いましょう。
インダスの開け方
インダスを開ける方法は大きく分けて2つ。
✔️1本のニードルを使って一気に開ける方法
✔️2本のニードルを使って個別に開ける方法
どちらでも開けることはできますが、失敗が少ないのは1本のニードルで開ける方法。
今回ご紹介するのも1本でピアッシングする方法になります。
✔️1本のニードルを使って一気に開ける
①ピアスを当てて角度と長さが十分かを確認
②点ではなく線でマーキング
インダストリアルは角度が命!線で印を付けましょう。
③上からニードルを刺す
先端は尖っていて危ないので消しゴムでキャッチします。
④そのままもう片方のホールもピアッシング
この時、最初にピアッシングしたホールからニードルが抜けてしまわないように注意します。
⑤ニードルを耳の表面ギリギリまで進ませる
これが接続を失敗しないコツです◎
⑥ロングバーベルを接続
⑦もう片方も接続して完成!
ファーストピアスの選び方はこちらの記事で紹介しています。

アフターケア方法
入浴時、ケア用のジェルなどをホールの上に乗せ数分置き、シャワーで優しく洗い流しましょう。
すすぎ残しはトラブルの元なので、丁寧に洗い流すのがポイントです。また、強くこする必要はありません。
ロングバーベルをつけっぱなしにするインダストリアルピアスは、他の部位に比べて衣服や髪の毛を引っかけやすいので注意が必要です。
誤って引っかけてしまうと強い痛みが生じたり出血したり、最悪裂けてしまったりする場合もあります。
インダストリアルピアスを開けたての時期やピアスホールが不安定になっている時は、眠る際もホールを開けた耳を上にして寝るなど、負担をかけないように工夫して生活する必要があります。できるだけ刺激を避け丁寧に扱うようにしてください。
完成までの期間
インダストリアルピアスは他の部位に比べて完成まで時間がかかるピアスです。
インダストリアルピアスは2つのホールを繋ぎ刺激も多い部位なので、完成するまで早くて3ヶ月、遅ければ1年~1年半ほどかかると言われています。
インダストリアルピアスはゆっくり育てていきましょう。
ホールを開けた後は、必要以上に触らないようにし、触る必要がある際は必ず清潔な手で触れるようにしてくださいね。
また、ホールの完成を遅らさないために、ホールが完成しない間はピアスはつけっぱなしでいることをおすすめします。
インダストリアルピアスまとめ
人気のインダストリアルピアスについてご紹介してきましたがいかがでしょうか?
軟骨ピアスの中でも難しそうに見えるインダストリアルピアスですが、ピアッシングやアフターケアをきちんと行えば個性的なピアスを楽しむことができます。
開ける際は角度に気を付け、必ずピアスホールが真っすぐになるように注意しましょう。
真っすぐ開いていないピアスホール同士を繋げる場合は、インダストリアル専用の連結パーツを使えば可能です。
存在感抜群なインダストリアルピアスに、ぜひ挑戦してみてくださいね!