トランスバースイヤーロブ
トランスバースイヤーロブとは
トランスバースは、Transverse=「横の」「横断する」という意味で、
トランスバースイヤーロブとは名前の通り、耳たぶを横ぎるように開けるピアスです。
トランスバースイヤーロブを開けている人は少なく、人と被らない場所にピアッシングしたい方にはおすすめの部位です。
トランスバースイヤーロブの難易度
トランスバースイヤーロブは、ホールの貫通距離が長く、ピアッシング・安定ともに難易度が高いです。
初めてニードルを使う場合や、接続が苦手な場合、自分で開けるのはお勧めしません。
トランスバースイヤーロブの痛み
ピアスを開ける際の痛みには個人差がありますが、トランスバースイヤーロブは軟骨部位ではないため、強い痛みを感じやすいと言われているスナッグやメデューサに比べると痛みは少ない場合が多いようです。
トランスバースイヤーロブの種類
トランスバースイヤーロブにはいろいろな完成系があります。
普段なかなかお目にかかれず、よくわからないという方のために解説していきます。
拡張なしのトランスバースイヤーロブ
1つ目は拡張をせずにトランスバースイヤーロブを開ける場合です。
非常に難易度が高く、ピアススタジオでも時間をかけて慎重に施術する場合が多いようです。
まっさらな耳たぶにトランスバースイヤーロブを開けるのは、ただでさえ珍しいトランスバースイヤーロブの中でも一際珍しく個性的です。
拡張ありのトランスバースイヤーロブ(両側を直線で結んだ形)
2つ目は両側を直線で結んだ形のトランスバースイヤーロブです。
トランスバースイヤーロブといえばこの形をイメージする方も多いのではないでしょうか。
拡張ありのトランスバースイヤーロブ(片側)
3つ目は片側のみ縦に貫通させる場合のトランスバースイヤーロブです。
個性が際立ちますね。
片側のトランスバースイヤーロブを2つ開けてV字に繋げたり、リングを通す場合もあります。
インナーコンク付近(下側)の軟骨を使ったトランスバースイヤーロブ
軟骨から耳たぶ下にかけてピアッシングするトランスバースイヤーロブもあります。
安定には時間がかかりますが、軟骨側の排除率は低い傾向にあります。
トランスバースイヤーロブの開け方
トランスバースイヤーロブをセルフで開ける場合、耳たぶの側面に対して垂直にニードルを刺します。
非常に難易度が高いので、ピアススタジオや、対応している病院で開けるのがおすすめです。
又、拡張などにより耳たぶが極端に薄くなっている場合は難易度が上がるので、セルフピアッシングはお勧めできません。
トランスバースイヤーロブに着けるファーストピアス
トランスバースイヤーロブのファーストピアスは長めのストレートバーベルが基本です。
引っ掛けやすい位置な上、トラブルを起こしやすい位置でもあるので、ボールキャッチのサイズにも注意しましょう。
トランスバースイヤーロブが安定するまでの期間
トランスバースイヤーロブは安定に時間がかかります。
「そもそも安定しなかった」という場合もあるので、年単位でケアを行っていく覚悟で開けることをおすすめします。
順調に治れば、3か月程度で安定する場合もあるようです。
トランスバースイヤーロブに起きやすいトラブル
トランスバースイヤーロブに起きやすいトラブルは排除です。
原因は様々ですが、耳たぶが薄すぎる・誤った角度でピアッシングした という根本的な原因である場合や、日常生活の中でピアスホールに負担をかけてしまったり、不衛生なまま放置してしまうことが挙げられます。
まとめ
いかがでしたか?
個性が光る、ハイセンスなトランスバースイヤーロブにぜひ挑戦してみてくださいね!