フォワードヘリックスの場所は?
フォワードヘリックスは耳の顔側のくるっと巻いている部分のことです。
アッパーダイスと呼ばれることもあります。
顔に近い場所であるフォワードヘリックスは、ピアスによってお顔全体のを大きく変えます。
海外では非常に人気があり、トラガスとともに顔側の軟骨ピアスとして愛用者が多い部位です。
モチーフがしっかり前を向いてくれることもフォワードヘリックスの可愛いポイント。
1つだけでなく2.3連にするのも、とっても可愛いのでおすすめ。
着用するピアスについて
フォワードヘリックスは軟骨ピアス初心者にとっては少しハードルが高い場所ですよね。
くるっと巻いている軟骨部分なので、どんなピアスを着けるべきなのか悩んでいる方も多いはず。
そこで、実際にフォワードヘリックスをピアッシングした経験からおすすめのピアスをご紹介したいと思います。もちろん耳の形や体質によって少しずつ異なってくる部分もあるので、自分には何が合っているかを基準にしてみて下さいね。
ファーストピアスの形は?
フォワードヘリックスのファーストピアスは、クリッカー、サーキュラー等のカーブしているものや、ストレートバーベルが着用可能です。
着用できるピアスは様々ですが、個性は様々。
ストレートバーベル

セグメントクリッカー
ピアッシング時の接続のしやすさ★☆☆
フォワードヘリックスへの通しやすさ★★☆
キャッチの留めやすさ★★★
キャッチを留めるのが苦手な方の救世主、ワンタッチで着脱可能なセグメントクリッカーは、特に止めにくい場所であるフォワードヘリックスにもおすすめの形。しかし、接続が少し難しいので慎重に接続してくださいね。
ラブレットスタッド
ピアッシング時の接続のしやすさ★★☆(※ネジ穴付きインサーションテーパー使用の場合)
フォワードヘリックスへの通しやすさ★★★
キャッチの留めやすさ★★★
後ろ側でのキャッチ着脱が難しい場合によく使用されるラブレットスタッドは、フォワードヘリックスにももちろんおすすめです。
インサーションテーパーを使えば接続もしやすいですが、ラブレットスタッドを使用する場合、前からニードルを指してピアスは後ろから接続すす形になるので、開ける角度や軟骨の形によっては難易度が上がります。
おすすめなのは?
今回私が一番おすすめしたいのは、ROQUEのハイテクシャフト+ROQUEのネジ穴付きインサーションピンの組み合わせ。
フォワードヘリックスをセルフピアッシングする際には最強の組み合わせと言えます。開け方の項目で詳しく説明しているので、良ければ参考にしてくださいね。
ファーストピアスの太さは?
ボディピアスの太さは、G(ゲージ)という単位で表記されます。
18G・16G・14G・12G…と、数字が小さくなるほど太いサイズになります。
フォワードヘリックスに限らずピアスゲージは14Gがおすすめです。

開け方
用意するもの
・ファーストピアス
・軟膏
・消毒液
・清潔な消しゴム
・マーキングペン
- ピアッシングしたい箇所を消毒し、マーキングペンで位置を決めます
- 滅菌パックからニードルを取り出し、軟膏のチューブに差し込みます
- マーキングした箇所の裏側に消しゴムを当て、ニードルを刺します
- ピアスをインサーションピンに取り付けます。
- ニードルの後部末端に当てがい、ニードルとピンが離れないようにします(ラブレットの場合はニードルの先から接続)
- そのまま押し込み一緒に貫通させます。キャッチを装着して接続完了!
接続について
しかし、フォワードヘリックスはニードルや接続に不慣れな方にとっては非常に難しい部位。
失敗しない確実な方法を用いるなら、14Gのニードルでピアッシングを行い少し細い16Gのピアスを接続するのも手です。
又、フォワードヘリックスを開ける場合は、ピアッサーではなくニードルを使用してピアッシングすることを推奨します。
角度を付けることが重要である為です。
フォワードヘリックスの痛み
軟骨部の厚みや開ける位置によって痛みには個人差があります。個人的には耳の軟骨部分の基本の痛みはどこも同じ・あとは運次第だと経験上感じています。「ニードルで開けると痛い」と誤解されることも多いですが、そんなことはないので安心してくださいね。しかし負担をかけないピアス選びと、アフターケアはきちんと行うようにしてください。特に後ろ側は見えづらい場所なのでゆとりがある長さのピアスをファーストピアスに選び、清潔に保ちましょう。
アフターケアについては、ぜひ以下の記事を参考にしてみてください。