身体のあらゆる部位に装着できるボディピアスは形状の種類が豊富で、それぞれにきちんと名称が付いています。
ピアスの形状を好みやデザイン性だけで選ぶというのも間違いではありませんが、ピアスホールの位置や状態、用途に応じて適切な形状のボディピアスを選択することは、ピアスホールの負担を減らしトラブル回避することにも繋がります。
そこで今回は様々なボディピアスの種類を画像付きで紹介するとともに、形状別のオススメ部位も一緒にご紹介していきます!
ストレートバーベル
おすすめ部位:耳たぶや耳の軟骨、舌など
ストレートバーベルとはその名の通りストレートな軸が特徴的なピアスです。
ボディピアスの中で最もポピュラーな形状で、軸の長さや太さ、デザインの種類が豊富です。
耳たぶや耳の軟骨、舌など様々な部位に装着することができるため、ボディピアス初心者の方から上級者の方まで幅広く愛用されている人気の高い形状です。
ボールを回して着脱するネジ式のキャッチは、ボールのように丸い形をしており、ボールキャッチと呼ばれています。
おすすめストレートバーベル
ラブレットスタッド
おすすめ部位:口や舌、トラガスなど
ラブレットスタッドは片側がキャッチ、もう片側がフラットな形状をしているストレート軸のピアスで、「ラブレット」と省略して呼ばれることもあります。
ラブレットスタッドは口ピアスやトラガスなど、キャッチが着けづらい部位でもフラットな形状のおかげで邪魔になりにくいというのが特徴です。
キャッチはネジ式のボールキャッチが一般的ですが、最近では差し込むだけで簡単に脱着ができるプッシュピン式のキャッチも人気があります。
おすすめラブレットスタッド
バナナバーベル
おすすめ部位:へそやアイブロウ、耳など
バナナバーベルは軸がバナナのようにゆるくカーブした形状のボディピアスです。
「カーブドバーベル」「へそピアス」と呼ばれることもあります。
身体の平面な部位に適しているので、へそや眉、耳の軟骨部分などで使用されることが多いほか、最近は耳たぶに装着してもカワイイ!と注目を集めています。
サイズやデザインも豊富なのでボディピアス初心者さんにもオススメです◎
キャッチはネジ式のボールキャッチが一般的です。
おすすめバナナバーベル
スパイラルバーベル
おすすめ部位:耳たぶや耳の軟骨、口など
スパイラルバーベルはその名の通り、軸が螺旋状にねじれているボディピアスです。
耳たぶはもちろん耳の軟骨や口などに使用されることが多く、くるんとしたユニークな形が人気です。
キャッチはネジ式のボールキャッチが一般的ですが、螺旋状の軸を利用してチャームをくぐらせたり、両方のボールキャッチをデザインキャッチに付け替えたりすることでユニークなオリジナルピアスを簡単に作ることが出来ます。
おすすめスパイラルバーベル
サーキュラーバーベル
おすすめ部位:耳たぶや耳の軟骨、セプタムなど
サーキュラーバーベルは軸が円形状になっているボディピアスです。
円形と言っても完全な円ではなく、U字のような形状をしていて、両端にはネジ式のボールキャッチがついています。ネジ式キャッチなのでアレンジを楽しむことも可能です。
使いやすい形状で身体のあらゆる部位に装着できるだけでなく、キャッチを軸で挟み込む必要があるキャプティブビーズリングよりもキャッチの着脱が簡単な点も愛用者が多い理由の一つです。
耳だけでなく指輪のように使用してもおしゃれでオススメですよ。
おすすめサーキュラーバーベル
キャプティブビーズリング
おすすめ部位:耳たぶや耳の軟骨、眉など
キャプティブビーズリングはリング状の軸でボールキャッチを挟んで固定しているボディピアスです。
リング状のボディピアスの中では非常にポピュラーな形状で、サイズやカラー展開も豊富です。
キャッチの形状はボールキャッチが一般的ですが、挟みやすくなるようキャッチの両端が凹んでいるタイプや、ひっかけやすいようキャッチの両端にスプリングと呼ばれる突起が付いているタイプなど、着脱がしやすいように工夫されています。
キャプティブ用のボールキャッチ単体販売もあるので自分好みにアレンジも可能です。
おすすめキャプティブビーズリング
セグメントクリッカー
おすすめ部位:耳たぶや耳の軟骨、口など
セグメントクリッカーはキャッチ部分にヒンジが付いたリング状のボディピアスです。
ピアスとキャッチが一体となっているためキャッチを紛失する心配がないところと、ワンタッチで開閉するため着脱が簡単なところが特徴です。
着けやすく引っかかりがないためロックやトラガスなど狭い部位にもオススメ◎
また、シンプルなデザインの場合でもチャームをくぐらせるだけで誰でも簡単にオリジナルピアスを作ることができます。
おすすめセグメントクリッカー
エキスパンダー(拡張器)
おすすめ部位:耳たぶなど
エキスパンダーはピアスホールを拡張するためのボディピアスです。
拡張機器とも呼ばれます。
円錐型の本体と、ゴム製のキャッチがセットになって販売されているのが主流です。
あくまでも拡張のために使用するものとして作られているので、長時間の使用は控えるようにしましょう。
また、拡張する際はきちんと消毒をして、滑りを良くするための軟膏を塗ってから拡張器を使うようにすると、ピアスホールに傷が付きにくくなります。
拡張のやり方や注意点については、こちらの記事で詳しく説明しています。
ホール・プラグ・トンネル
おすすめ部位:耳たぶや耳の軟骨、舌など
ホール・プラグ・トンネルは拡張して大きくなったピアスホールに使用されるボディピアスです。
形状は筒状が基本ですが、片側だけにフレアが付いた形状をシングルフレア、両方にフレアが付いた形状をダブルフレア、片側にネジ式キャッチが付いているトンネルといいます。
筒の中が空洞なため、ボディピアスの重さによる拡張を抑えてピアスホールを安定へと導いてくれます。
ホールの中にリングピアスを通すホールトゥコーデも人気です。
ボディピアスの種類まとめ
いかがでしたか?
ボディピアスは種類が多いため、全種類を紹介することは出来ませんでしたが、今回は人気の高い定番ボディピアスの形状についてお話しました。
ボディピアスは種類がたくさんあって迷いますが、種類が多いからこそ自分にぴったりの形を選ぶことが出来ます。
装着する目的や部位に合わせて、ぜひお気に入りのボディピアスを探してみてください。
また、サイズの選び方がわからない・・・という方は、こちらの記事もよければ参考にしてみてくださいね!